「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。」 (新共同訳聖書・マルコによる福音書第10章14節)
入園面接の折に、牧師として、園長として質問させていただくことを一つ決めています。イエス・キリストのことをお子さんに伝えていいですか、という質問です。
ベテル幼稚園は、教会幼稚園としてキリスト教保育を行っています。この保育の中心にはキリストへの信仰があります。明治期に幼児保育を伝えてくれた宣教師たちの信仰を受け継いでいます。いつも礼拝をしているわけではありませんし、賛美歌ばかりを歌っているわけではありません。公教育を担う幼稚園として、子供たちの年齢にふさわしい保育をカリキュラムしてゆきます。けれども、キリストへの信仰を後回しにして、幼稚園のこと、保育のこと、子供たちのことを考えることは、わたしたちにはできないのです。
キリストが、子供たちを招いてくださっています。キリスト教を良いものであると、教会を良いところであると、キリストを良い方であると、わたしたちと一緒に考えてくださるお家の方たちと力を合わせて、お子さんの成長のために、わたしたちは力を尽くしたいと願っています。
牧師・園長 渡邊 義彦