6月末の2日間、年長みどり組は、遠足・宿泊というプログラム(べてるようちえんのみどりぐみ みんなのひ)を行いました。
この行事は、“子どもたちが主体となって考え、取り組むプログラムとなってほしい”という思いから、子どもたちの話し合いを通して、進めていきました。
まず決めたことは遠足の行先です。前回の遠足の後、「次はバスに乗って動物園に行きたい!」という意見が子どもたちから出ていたので、遠足は“貸切バスに乗って動物園に行こう”という計画を立てました。
また、宿泊については、ある子どもの週末の旅行話からスタートし、“動物園の遠足の後、みんなで泊まれたら楽しいのではないか”という話になり、そこから宿泊の計画をスタートしました。
それから、遠足でお土産を買う計画を立てたり、遠足の後はどのように過ごすのかをみんなで決めたり、夜ごはんや朝ごはんのメニューを考えたり…と、様々な話し合いをしていき、当日を迎えました。
当日は全員集合で、みんなで計画した一つひとつのプログラムを、みんなで楽しみながら過ごしていました。
宿泊に関して楽しみな反面、少し不安を感じる瞬間があった子どももいましたが、当日までみんなで考え、取り組んできた行事だったので、“みんなで過ごしたい”という気持ちをみんなが強く持っていたようで、お互いに声をかけあいながら協力して過ごす姿が見られました。
一晩の宿泊を終え、2日目の朝の子どもたちの表情は、なんとも晴れやかで自信に満ちていました。朝ごはんの時間、「ブロッコリー、今まで一回も食べたことがないけど、食べてみようかな…!」と新しいことに前向きに挑戦する子どもたちの様子は印象に残っています。
子どもたち一人ひとりが主体的に考え、みどり組全員で取り組んだこの行事を通して、子どもたち一人ひとりの自信や成長、クラスの一体感や深まりなどを感じることができました。