カテゴリー: ベテル便り

  • 【ベテル便り】満3歳児ぴんく組 歌から始まった「おにぎり」の遊び

    ぴんく組では、ある一人の子が歌い出した「あ・い・う・え・おにぎり」という歌が大流行。毎日歌って踊っていると、他のクラスに見てほしいと盛り上がりました。そこで、き組(年中)、みどり組(年長)の部屋に行き、「歌いま~す!」と言うと、みんなそれぞれ自分の遊びを止めて集まってくれて、ぴんく組の歌とダンスを見てくれました♡拍手もたくさんもらって大満足!

    その後、お部屋で緩衝材と紙を使って「おにぎり」を作りました。中身は、鮭、梅干し、それから、ブドウやモモといった変わり種も(笑)出来上がったおにぎりはお盆に載せて、各クラスに「どうぞ!」と言って配りました。みんな「ありがとう!おいしい!」ともらってくれて、また嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

    その日の帰りには、副園長先生がにぎってくれた「塩むすび」をみんなで食べてから帰りました。

    ある一つの歌からたくさんの「やりたい」が生まれ、周りの人と協力して実現し、喜んでもらったりおいしい経験もして…充実した1日になりました♡


  • 【ベテル便り】満3歳児ぴんく組 礼拝

    最近は毎朝、「一緒に礼拝する?」とあか組(年少)が聞いてくれます。「一緒にやる!」と言って、張り切って支度を行うぴんく組。みんなが部屋に集まると、讃美歌を歌って、お祈りをします。「かみさまってみんなをだいじにしてくれる」と感じたり、「おやすみしているおともだちがげんきになるように」と周りの人を大切に思って祈ったり、短い時間ですが、たくさんの愛を感じられる時間です。


  • 【ベテル便り】第2回 園庭開放の様子

    9月28日(土)、2回目の園庭開放を行いました。

    前日までは雨の予報でしたが、当日は晴れ!園庭の砂場で、カップやお皿を使って「ごはん」を作ったり、穴を掘って水を入れ「コーヒー」を作ったり、築山に登ってみたり…参加してくださったお子さんがそれぞれやりたいことを見つけて、たっぷり遊びました。

    次回の園庭開放は10月19日(土)です。
    ベテル幼稚園のお庭やお部屋で遊んでみませんか?


  • 【ベテル便り】プレイデー

    9月中旬、普段子どもたちが過ごしている幼稚園に保護者の方をお迎えし、プレイデーを行いました。

    それぞれのクラスで子どもたちが「おうちの人とやりたいこと」を相談し、内容を決め、当日まで準備しました。

    始めにみんなで礼拝の時間を持ち、その後それぞれ計画してきたことをして過ごしました。

    年少あか組では、いつもクラスで行っているダンスやゲームを一緒に楽しみ、年中き組では、子どもたちが劇を披露したり、保護者の方と一緒におもちゃを使って遊んだりしました。年長みどり組では、たくさんゲームを楽しんだ後に、準備していた手作りクッキーをプレゼント♡

    各クラス1時間程度の短い時間ではありましたが、保護者の皆さまも一緒に楽しんでくださり、とても温かい時間となりました!


  • 【ベテル便り】年中き組 水族館がオープンしました!

    一人の子が折り紙で魚を作り始めると、周りの子どもたちも興味を持ち、様々な種類の魚を折り紙や箱で作りました。魚を作った後に、「水族館には動物もいるんだよ!」と言う子がいました。そこで、先生と子どもたちで協力して、ペンギンやアザラシなどの海の動物を紙コップやビニールも使って作りました。色違いの布を敷き、海コーナーと氷コーナーを作って、そこに魚と動物を置いたら、水族館ができました!

    午後には、チケットや看板を作って、水族館にお客さんを呼びました。この水族館の見どころは『えさやり体験』ができるということ!お客さんは、受付で「えさ」をもらって水族館の魚たちにえさをあげることができます。ぴんく組・あか組・みどり組、全クラスが遊びに来て、えさやりを楽しんでいました!


  • 【ベテル便り】第1回 園庭開放の様子

     6月8日(土)、ベテル幼稚園で初めての園庭開放を行いました。

    当日蒸し暑い中ではありましたが、8組の親子の方が参加してくださいました。

    砂場で遊んだり、水遊び・色水遊びを楽しみました!

    初めて裸足で泥遊びをしたお子さんもいらっしゃいましたが、皆さん楽しそうに過ごしてくださいました。

    次回は9月28日(土)です。どなたでもご参加いただけます。

    ベテル幼稚園のお庭で一緒に遊んでみませんか?

    園庭開放について詳しい情報はこちらへ


  • 【ベテル便り】年長みどり組 デイサービス訪問 2024.6.12

    八雲にある「ゆめふる(デイサービス)」を訪問しました。子どもたちは、地域のおじい様やおばあ様に元気になってもらおうと、準備を進めていたので、準備はバッチリ。プレゼントするために歌を練習したり、「あじさい」を折り紙で作りました。子どもたちにあじさいの折り方を教えた時には、みんな上手に、たくさん作ったり、友だち同士で教え合ったりする姿が見られました。一人ひとりが作った折り紙のお花を合わせると、大きなひとつのあじさいになりました。

    当日、まずは歌♪「おじいちゃんもおばあちゃんも」「にじ」の2曲を歌いました。「おじいちゃんもおばあちゃんも」の歌は、歌詞が微笑ましく、「ゆめふる」にいらっしゃる皆様もクスクスと笑ってくださいました。プレゼントした「あじさい」も、おじい様、おばあ様にとても喜んでいただきました。

    元気になってもらおうと訪問した子どもたちも、たくさんの拍手と笑顔と元気ももらって帰ってきました!

     


  • 【ベテル便り】年長みどり組 お料理会 2024.6.7

    「にじ」のおやつのチラシを見ていた時に、おかずが載ったページがありました。「これ食べたことある」「美味しそうだね」との会話をしていると、焼きそばを発見!「みんな焼きそばは好き?」と聞くと、「好き!」「食べられる!」という答えが多数。そこで「お料理会で“焼きそば”を作ろう!」と決まりました。

    お料理会が決まった後、ある1人の子がクラスのみんなに「焼きそばに何を入れたいか」アンケートを取っていたので、候補の中から子どもたちが包丁で切れそうな食材を選びました。

    お料理会当日、子どもたちは、にんじん、ピーマン、しめじ、ソーセージを包丁で切り、キャベツを手でちぎりました。野菜が苦手な子どもたちは、とにかく野菜を細かく細かく細かく切りました。

    切った野菜にもやしも加えて出来た焼きそばを食べた子どもたちは、みごとに完食!おかわりも何回もしていました。子どもたちは、「しめじが苦手だったけど、食べられた」「ピーマンを小さく切ったから、食べられた」と、苦手な野菜を食べられたことをとても喜んでいました。

    年中組の頃よりも、さらに包丁の使い方も上手になり、食べられる食材も増え、子どもたちの成長を感じました。今度は何を作るのか、楽しみです♪


  • 【ベテル便り】満3歳児ぴんく組 色水遊び

    雨の日以外は、必ず外で遊ぶぴんく組。最近は、色水で遊ぶことにハマっています。先生が、ペットボトルに絵の具と水を入れて、赤・青・黄の3色の色水を作って机の上に出すと、ぴんく、あか組の子どもたち(時々き組やみどり組も)が机の周りに集まって、透明なカップに思い思いの色を入れて遊びます。黄色の色水に青の色水を加え、「みて!こんな色ができた!」と色の変化を面白がったり、紫色になった水を持ち「ぶどうジュースです!」などと近くにいる先生に振る舞ったりして楽しむ姿が見られます。

    楽しい色水遊び。しかし、ただ楽しいというわけではありません。使いたいものを友だちが使っている、遊ぶ場所が狭いなど、自分にとって困ったことも起きています。そんな時は、さあどうしよう!?

    “誰かと一緒に過ごすってどうしたらいいんだろう?”毎日様々な友だちとかかわりながら、考えたり学んだりしてほしいなと願っています。


  • 【園長便り】神の家、子供たちの庭で遊ぶ

    「神の家、子供たちの庭で遊ぶ」

    牧師・園長 渡邊義彦


    主なる神は人を連れて来て、エデンの園に住まわせ、人がそこを耕し、守るようにされた。(新共同訳聖書・創世記第二章十六節)


     

    「ベテル」という幼稚園の名前は、聖書からいただいた名前であることを入園式で子供たちに話しました。そして、このベテルという名前は、家(ベート)、神(エル)という聖書の言葉、ヘブライ語をつなげた言葉であることを保護者会で話させていただきました。今年も、神の家という幼稚園に子供たちを迎えて新しい年度も歩みをはじめることができました。

      では今度は、このベテルだよりでは、神の家、ベテルと呼ばれる「幼稚園」ということについて一緒に思いを巡らしてみたいと思います。幼稚園と日本語では呼んでいますが、ドイツ語や英語、またフランス語でも幼稚園は「子供たちの庭」と呼ばれることがあるそうです。子供たちのための教育、保育を子供たちの庭と呼んだのは、幼稚園による幼児教育を始めてくれたフレーベルであると言われています。幼い者たちの教育の場を子供たちの庭と呼ぶことは興味深いことだなと思います。現代でも幼稚園を開設するには園庭設置が求められています。教室を建物に設置するだけでなく、建物、教室に続く庭も大切な教育の場と考えていることの表われです。ベテル幼稚園に通ってくる子供たちは、神の家、そして子供たちの庭で育てられてゆきます。

    ベテル幼稚園の園庭は、本当に小さいです。しかし、入園したばかりの子供たちにとっては、とても大きく見えるのではないか、と思います。卒園していった子供たち、大きくなった子供たちから見れば、あれ、こんなに小さな園庭だったかな、と思うかもしれません。しかし、在園の子供たち、特に入園してこの庭ではじめて遊ぶ子たちには、この小さな庭もとても大きな世界に思えるのではないか、と思うのです。教師たちは、この園庭を、小さな庭であるけれども、子供たちの遊びがもっと広がってゆくようにと工夫を重ねて、小さいながら良い庭にしようと育てています。園庭の真ん中に築山を築いたときには、こんな小さな園庭に山を造ってだいじょうぶだろうかと思いましたが、今ではすっかり落ち着いて子供たちの遊びに溶け込んでいます。水平に平らなところを移動して遊ぶだけでなく、大人の足ならほんの数歩で登れてしまう高さであっても、子供たちが垂直の高さをもって上に移動するということがこんなにも遊びを広げてくれるものなのか、と思います。水平の方向にはその広がりが限られている小さな庭が、高低の変化をもったおもしろい庭となりました。

    山のふもととてっぺんを駆け上ったり駆け下りたり、ときには飛び降りてみたり、山の周りを駆け回っている子たち、庭の片隅の方で遊んでいる子たち、庭に実る実を使って遊んだり、砂場にも砂を積み上げて大きな山を造っている子たち、こんな小さなところでとも思いますが、ほかの子にボールを当てないように上手に工夫しながらサッカーが盛んになることもありますし、水遊びでどろどろになることも。暑くても、寒くても、雨降りのときでさえ、園庭で限りなく遊びは広がってゆきます。子供たちは、自分たちの庭を彼らの創意工夫をもって存分に使ってくれています。子供たちのために庭を持っていてよかったと思います。

      緑組さんの終わりには、この庭も少し窮屈になってくるかもしれません。そのときがきっと、小学校の大きな校庭に進むときなのでしょう。そのときまで、小さいけれど、けれどもとても大きな、この子供たちの庭で思いっきり遊んでいってほしい、と思います。彼ら、彼女たちがたとえ卒園したとしても、そしてすべての学校の庭を卒業したとしても、世界はまた、神の大きな庭、大きな園であるのです。主なる神は、御自身のこの園を人間に委ねてくださり、人間にもしっかりと管理し守るようにと期待してくださっています。神様が守っていてくださる世界に彼らも出てゆくことができるように、しっかりと、そして十分に、今、この小さな庭で力をつけていってほしい、そう思います。


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